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2005年4月 1日 (金)

パリの恋人 (あと関係ないけどマリリン・モンローについて)

ヘップバーンの「パリの恋人」。見たはずだよなーって思ってたら、なんだかぜんぜん記憶にない。
今調べたら、かつて見ていたのは「パリで一緒に」で、当たり前だけど、これとはぜんぜん違うお話(ちなみにそちらもやっぱりパリが舞台で、ガーシュウィンの「パリのアメリカ人」の音楽を中心に用いている。)
 
さてこの「パリの恋人」、ストーリーは粗雑でとるにたらないかもしれないが、それを彩るガーシュウィンの音楽とダンスはなかなかいけてる。
音的には、モンローの「お熱いのが好き」や「紳士は金髪がお好き」などと近いものを感じたが、調べてみると一部製作がかぶっているというのもあるようだ(注1)。
アステアとヘップバーンの歌とダンスの競演はなかなかの見ものだし、別人の声をあてた「マイ・フェア・レディ」よりなんぼかましかもしれない。
評価3.5/5
 
注1 モンローって、お色気なポーズで有名だけれど、実際のとこどうなのよって、はじめて見た映画が最晩年の「荒馬と女」。
いや、もう妻と二人ですっかりあてられちゃった。あまりにセクシャルな力が強すぎて、見ているのがつらいくらいで、その映画は結局途中でギブアップ。
つらいといっても、たとえば下品とか、演技過剰とかそういうことは一切感じさせない。いわゆるぶりっこみたいな感じもない。妻が女性の視点から見ても、嫌な感じは一切ないんだから、ほんとに自然な感じなんだと思う。いわゆる天然モノ。それがそれがとにかくそそられるのだ、文字通り。妻と一緒に見てるとちょっと恥ずかしくなっちゃうくらい(多分、家族とかでは見られないね)。
 
これだけ歴史的存在になっていて、今でも誰でも彼女の映画を見ることができるんだから、演技としてキャラとして真似する人があらわれてもおかしくないのに、彼女ほどのセクシーな表情をする人を僕はいまだかつて見たことがない。
 
それも、あの「マリリン・モンロー」と思って見るからというのではぜんぜんなく、あの顔だから、ということも多分そんなに関係なくて、とにかくその表情仕草だけで唯一無二の存在だと思う。
たぶん名前的にマリリン・モンローとはる、男性版のセックス・シンボルといえば、ジェームス・ディーンくらいしか考えられないけど、あっちは所詮あの時代に売れただけのアイドルであって、今で言うキムタクレベルのものと感じた。たまたま若死にしたから、それで名前が残ってるんじゃないだろうか。基本的に、ステレオタイプ的なものは何もかもすべて疑ってかかるのが習慣になっているので、モンローも所詮その程度ものではないかと思っていたら、これがおっとこどっこい。彼女も若死にしてるわけだけれど、そんな予備知識なくったって関係ないと言える。
 
ただテレビの画面を通じてみているだけなのに、こんなにどきどきさせられちゃうなんて、それまでなかった。脱ぐ必要なんかぜんぜんなくって、ちょっとした仕草に目が離せなくなっちゃう。これが実物だったらどうなっちゃうんだろうって思う。彼女の周囲はいつもきっと大混乱だったんだろう。
 
その「荒馬と女」の後、彼女のもっと若い頃の作品をいくつか見たんだけど、映画としてのベストは上にも書いた「紳士は金髪がお好き」。ミュージカルなんだけど、ハワード・ホークスの作品としてもその傑作のひとつとして数えられると思う。まだ写真やウォホールの絵でしかモンローを見たことのない人、ぜひこの映画を見て欲しい。

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