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2015年9月 3日 (木)

なぜ社会科はつまらないのだろう?

もしあなたが勉強は好き(特に理数系は好き)なのに、社会科(地歴・公民)が嫌いなのだったら、おそらくそこには二つの理由がある。

 1 まる暗記するだけで、考えるところがないから

 2 役に立たないから

 これはあなたが理系の科目が好きな理由の裏返しだろう。数学や物理、化学などでは、大きな法則があり、それをあてはめていけば答えが出る。でもどの法則をどうあてはめていいかは、いろいろ考えなければいけないし、あてはめた後でも、きちんと計算しないと答えは出ない。そのあてはめにおいては、発想の転換もしばしば必要となる。ひらめきによって、答えが解ける時には、きっと大きな快感があるだろう。

また、数学も理科も、積み上げの学問だ。以前に学んだことを基礎として、新たな領域が開かれていく。これまで勉強したことは、次学ぶことに役立つし、それがこの世界全体の仕組みに繋がっていく。そうした原理を応用することによって、今まで誰も知らなかったものが作れたり、様々な問題を解決できるようになったりする。

 一方、社会科においては、一つ一つの問題に対して、解答はあらかじめ決まっていて、勉強と言えば、単にそれを暗記するだけだ。何も考えるということがない。

 またたとえば歴史で学ぶことは、一つ一つの時代を順番に学んでいくというだけで、学んだことが他で生かされるわけでもない。一つ一つの知識はばらばらで、互いに何の関係もない。聖徳太子が作ったのは「十七条憲法」で、北条泰時が作ったのが「御成敗式目」で、ということを機械的に覚えるだけだ。

 またそれを覚えたところで、何がどう役に立つのかもわからない。教養だというけれど、そんなことが日常生活で役に立つことは全くない。そんなことなら、アニメのキャラや、ゲームのアイテムでも覚えていた方がよっぽど役に立つし、楽しい。

 たぶんこんなふうに思っているのではないか。でもそれは、社会科の捉え方が間違っているからだ。間違っているというのが大げさなら、もし別の捉え方をすれば、社会科は面白くて役に立つものにもなると言い換えてもいい。

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